講師紹介 | 大寺 規夫

大寺 規夫(オオテラノリオ)

食品企業支援&販路開拓のスペシャリスト

ohtera
■ 中小企業支援で心掛けていること
経営コンサルタントとして独立し、12年になろうとしています。これまでの経営コンサルタントとして多くの中小企業の経営者と接する中で心掛けていることは、支援企業との信頼関係と支援する側の提案力です。中小企業の経営者は、これまで自らが経営して事業を維持拡大してきたことから自分の経営に自信を持っています。このため、事業の問題点を質問されたときに、自分や自分のやり方以外のところにその原因をもっていきがちです。外部環境の変化のせい? 従業員の能力のせい? 原料価格の高騰のせい?

それらを踏まえてどのように今後事業運営を進めていけばいいか、先ずは現状をしっかりと認識して頂く必要があります。そのためには、支援される側と支援する側が腹を割ってじっくりと話し合うことが何よりも大事だと思います。型どおりの「~すべき論」では支援企業の経営者に納得して頂けません。納得して頂くためには双方の信頼関係の構築が重要です。ではどのようにすれば支援企業との信頼関係が構築できるか、私は支援企業の問題点の見える化とその具体的解決策の提案が一つの答えだと考えています。当然企業の抱えている問題点は一つではありません。多くの問題が複雑に絡み合っています。それらをどのように分解し、どのような順番で進めていけばいいかを提案する、この提案力が支援企業との信頼関係を強めていくのではないでしょうか。そのよう期待に応える支援をいつも心掛けています。

■ 略歴
大学で食品工学を専攻し、食品企業2社で各種食品の開発、生産、販売を経験。その後退職し、2003年に経営コンサルタントとして独立しました。自分のバックグラウンドが食品であり、食品企業の新製品開発支援や、生産管理、衛生管理、品質保証など中小企業が苦手とする部分の支援を中心に国内外の企業支援を行ってきました。

支援スキルとしてロジカルシンキングによる問題解決手法を導入し、ロジックツリーによる原因分析や解決策の提案など60社以上の研修、また、マーケティングの分析ツールを使用して50社以上の中小企業の販路開拓支援などを行ってきました。具体的には、海外では、ロシアの野菜缶詰工場、アゼルバイジャンの食肉缶詰工場、モンゴルの食肉加工企業の現場改善などを行ってきました。国内では、群馬県の菓子メーカー現場改善、八丈島の居酒屋の新製品開発支援、埼玉県のカット野菜工場の衛生管理支援、小笠原の農業者の加工食品開発支援など6次化の支援も行っています。

販路開拓支援では、食品企業に限らず産業用機械、建設業特に最近では震災以降東北の水産加工企業の支援として、震災以降他社にとられてしまった顧客に対して産直の強みを活かした新製品開発による売上回復の支援を継続して行っています。

経営革新の支援では埼玉県の産業機械メーカー、医療機関向け資材の問屋、婦人洋服店、建設業など他業種に渡ります。経営革新承認を希望している会社は、現状を打破するために新たな製品、業態、事業へ踏み出そうと考えている前向きな企業です。しかし、どうしても見方が自分中心になってしまいがちです。そのような企業にどのように新製品を開発し、どのように販売へ繋げていくか客観的な視点からアドバイスをさせて頂きました。これをもとに事業計画を見直して頂き、成功の確率を高めるためのより具体性の高い計画にブラッシュアップして頂きます。さいたま総研が行っているそら展、ビズレンなどは承認後のフォローとなるハンズオン支援で、これらにより企業との信頼関係の輪がいっそう広がっていくと思います。

■ 主な所属機関
協同組合さいたま総合研究所  株式会社グローバル開発経営研究所 NPO法人経済活動支援チーム 東京都中小企業診断士協会城東支部 東京都商工会議所専門家、東京都商工会連合会専門家、東京都中小企業振興公社専門家、埼玉県産業振興公社専門家、建設業振興基金経営支援アドバイザー、EBRD専門家(SEA)

■ 主な活動
経営革新プロジェクトマネージャー養成マスターコース講師、販路開拓支援

■ 保有資格 : 中小企業診断士
■ 専門分野 : 新製品開発、HACCP導入、問題解決、5S改善
■ 知見のある業種 : 食品加工メーカー
■ 趣味 : マラソン(2014年 ホノルルマラソン完走)ゴルフ